今回はHSP、繊細さんについて書いていこうと思います。
HSPってみなさん一度は聞いたことがあると思います。
でも実際にはどんなものなのかわからないという人は多いのではないでしょうか。
私もここ数年で自分に当てはまることが多く、ちゃんと知りました。
もしかしたら自分もそうかもしれない、パートナーがそんな感じ
と思っている方の参考になれば嬉しいです。
実際の私の体験談も交えながら書いていきます。
- HSPとは?基礎知識
- HSPさんならではの悩み
- 私の悩み
- 向き合い方
- 疲れないためのコツ
- まとめ
HSPとは?基礎知識
HSPは Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で
繊細さんとも呼ばれています。
音や、光などの些細な刺激に敏感で感受性の高い神経の性質を持った人のことを言います。
病気ではなく先天的な気質・生まれ持った性質です。
特徴的な特性にはこんなものがあります。
- 感情の反応が強く、共感力が高い
- 過剰に刺激を受けやすい
- 物事を深く考える
- 疲れやすい
- 自己否定が強い
全てではありませんが代表的なものがこちらの特性です。
周りの人が気づかない些細なことに気づけるのが繊細さんです。
当てはまらないからHSPではないと決めつけないでくださいね。
育ってきた環境やストレスによっても感じ方は変わってきます。
HSPさんならではの悩み
これは実際の私の体験なのですが
- 職場でイライラしてる人を見ると気になってしまう
- ひとつ気になることがあると解決するまであれこれ考えてしまう
- 後ろに立たれたり観察されてる(見られてると思うと)緊張してうまくできなくなる
- 自分の気持ちを話すとき悲しくないのに涙が出る
- 頼まれると断れない
- 競争は苦手
- 一人時間になると反省会が始まる
- ベストを考え抜いてあれこれ考えて行動が遅くなる
まだまだありますが普通の人に言うと『気にしすぎ』と言われることが
気になるのが繊細さんです。
同じ!と思うことはありましたか?
私の悩み
私は4年くらい前にもしかしてと思い調べたら当てはまることが多くて自分はHSPなんだと自覚しました。
本音を言おうとすると涙が出るとか周りが気になってしょうがないなどは学生の時から
心当たりがありました。
考えすぎてしまうことが一番の悩みです
よくお風呂に入っているときにここもっとこうしたら良かったとか
もっとこう言う気の利いたこと言えたら良かったなどひとり反省会が始まり
リラックスできるお風呂タイムのはずなのにぐるぐる思考でよく疲れていました。
カフェや飲食店でも隣の人のおしゃべりが気になってしまったり外出すると疲れるので
おうち時間が増えるようになりました。
さらには仕事でも悩むことが多かったです。
周りで怒られている人がいると自分も怒られている気分になってしょげたりしていました。
電話は苦手だから避けていたしクレームの対応もすぐ別な社員呼んでました。
当時は小売業で働いていていろんなお客さんやスタッフを見てきました。
その中で私は『第一印象』を結構信じていました。
この人なんとなく苦手だなとかこの人はこう言う人だなと感じることが必ずあります。
見た目で判断してはいけないと言われがちですがこの第一印象の見方、結構大事にしていたら
嫌な人や苦手な人から少し距離を置くいいセンサーになっていました。
危ない人には最初から近づかないっていい防衛になると思います。
ぐるぐる考えて行動できないというのも大きな悩みです。
一番効率よくやるやり方を考えて自分の中のベストがあるので
それでできない時は行動が止まってしまいます。
今もそんな時が多々あるのですがそんな時は『とりあえず』で動くことを意識しています。
効率が良くなくても動いたら進むこともあるので
ぐるぐる思考から抜けれない時はとりあえずでやってみてください。
向き合い方
周りの人に合わせて我慢したり色々考えて落ち込んだりすることは実際多いです。
しかし気質が分かるとそれだけで今まで悩んでいたことも
こういう気質だからしょうがない!と考えて楽になることも多いのではないでしょうか。
ではどうやって向き合っていけばいいのか?
まずは自分を客観的に見ることが大切です。
どんなことが苦手でどんな時にストレスを感じるのか書き出してみてください。
辛いこと、疲れたこと、嫌だったことなど。
書き出すのがポイントです。頭の中で考えてもグルグルしてしまうのでできれば紙に書きましょう。
さらにどんなことをしたらリラックスできたのかも書き出します。
好きな香り、音楽、食べ物、場所、いいなと感じたことなど。
ぜひ書いて整理してみてください。
自分のことを一番理解してあげられるのは自分です。
まずは自分のことを知ること、それを肯定する、
自分の『こうしたい』と言う気持ちを大切に考えると気持ちがとても楽になります。
疲れないコツ
とは言っても日常ではとてつもない情報量をキャッチしてしまうのが繊細さんです。
刺激が多いなら身の周り環境やモノの刺激をできるだけ減らすと生きやすくなります。
例えば
- ストレスの多い場所からなはれる
- 必要以上のものが見えないように工夫する
- ノイズキャンセリングや耳栓をする
- マスクをしたり好きな香りのものを身につける
- 特性を受け入れる
- 睡眠時間を多くとる
これは実際に私がやっていることですが
予定の後に休みを作ること
お休みが2日間あったら1日目は遊んで翌日はお家でゆっくりする日を作ります。
お友達とカフェに行ったり楽しい予定のあとに休みを作ることで余裕が生まれます。
調子が良かったら散歩に出たり一人でカフェに行っでもOKです。
外に出ること人と会っておしゃべりすることも好きだけど
家に帰るとどっと疲れがやってくるのでぜひ余裕を持った休日を作ってみてくださいね。
まとめ
繊細さんは日常にたくさん刺激があります。
- 自分の特性を理解する
- 回避できることをは回避する
- 余裕を持って休日を作る
- とりあえずで動いてみる
- 疲れた時、何も考えたくない時は思い切って寝る
これだけでもだいぶ生きやすくなると思います。
生きているだけで大変ですが肩の力を抜いて明日もゆるく楽に生きましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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